注文住宅は家が出来上がってみないと、どのようなものになるのかはっきりとわからないので、できるだけイメージ通りの家ができるようによく打ち合わせをして、理想の家を建てられるようにすることが大切です。間取り図だけを見て完成をイメージすることができる人というのは、それほど多くないので間取り図と同じサイズに縮小した家具や家電などを書き込んでみたり、紙に切りとって配置をしてみることによってイメージをしやすくすることができます。ただ漠然と配置をして十分な広さがあると考えたり、狭いと思うのではなくそこで暮らす時のことも考えてみることも大切です。そのため、朝起きてから夜寝るまでのシミュレーションをしてみてどこか不便な点はないかといったことを確認することによって、事前に問題がありそうなところを改善することが出来ます。

このようなシミュレーションをするだけでなく、メーカーに対して相談をすることも重要であり、図面上に家具や家電を配置してある程度のイメージをすることができたとしても、注文住宅では実際に出来上がった家にそのまま同じように配置をしてみると生活をするには手狭だったという場合もあります。そのため、よく相談をして広さなどに問題が無いのかといったことを確認することも大切です。同じような広さのモデルハウスや施工事例があるのであれば、それを参考にして実際の広さというのを体験することも出来ますから、図面だけでなく実物に近いサンプルを利用して完成像をイメージすることが注文住宅を成功させるために重要なポイントとなります。